2月6日 |
本が散らばっていて足の踏み場が1mmたりとも存在しないロクデモナイ部屋の片隅のベットからむくりと起き上がった世紀のロクデナシパーソンこと僕が、今日の時間を有意義に使おうと決意した時、既に時刻は3時を回っていた。ああ、皆様、「馬鹿野郎!そんなことで有意義も糞もあるか!」とか言って僕にそこらへんの空き缶を投げつけるのは止めていただきたい。当たると結構痛いから。避けるのも限度があるから。言い訳をするなれば、昨日の夜は久しぶりに文章を書く意欲が湧いてきて、必死の形相でキーボードを叩いてたら、外は既に薄明るい光に包まれ、うあ!朝のニュース始まってるー!!って状況だったわけだ。まあ、徹夜で書いた文章は全然面白くなくて、後で読み返したときに衝動で跡形もなく消し去ってしまったんだが、それは別の話。要は何が言いたいかっつーと、例え日が傾き始めた時間帯であろうと、僕の「有意義に一日を使う」という決意は、決して、何があろうと、色あせないと言うことだ!(ガシャーン)(稲妻の背景) そんな訳で、日曜日を有意義に過ごそうプロジェクト、略して「日曜日を有意義に過ごそうP」は開始された。ほとんど略されてねえじゃねえかと言う指摘は無視の方針だ。まず始めに、本屋に突入することにした。ヒキコモリに片足を突っ込んでいる僕が散歩がてら行くことのできる唯一の場所である。で、いざ、突入してみると、いやー、やっぱり、居心地がいいね!かなりの活字中毒者であるところの僕はなんだか本に囲まれていると精神が安定するのである。さて、今日のターゲットを吟味するかな!(ニヤリ こうして、僕はまだ見ぬ至宝の一冊を探す大冒険に出かけた。いや、大冒険と言ってもたかだか数メートル四方の中だけど、気持ちの上では大冒険と言う意味である。といっても、たかだか数メートルといえど、そこに含まれる蔵書はかなりの数に及び、そこから一冊の本を選び出すのだから、前述した「大冒険」という表現もあながち的外れではないと考える。まあどうでもいいんだけど、とりあえず探していたわけだ!今日の夜読む本をな!したらばアレですわ。ふと出入り口を見ると、我がクラスメートの姿が。ウギャ−! 何故僕がこんなに動揺しているのかが皆さんにはわからないだろうから説明すると、この反応は全て僕の本の嗜好と、本屋の本の配置が関係している。僕が生息するエリアは「新書コーナー」「マンガ」「サブカル本」が大半を占めるのだが、そのコーナーの近くに、ことごとく、他人に見られたら切腹物の本が並んでいるコーナーが対応しているのだ。まず新書コーナー。ここは、振り向けば官能小説が並んでいる。まったくもっていい迷惑である。僕は至って清く正しく、「数学オリンピック」の解説本を読んでいるのに、他人から見たら、官能小説目当てを誤魔化そうとしてかの本を読んでいると思われるのだ!次にマンガである。ジャンプのマンガが並んでいるところを見る分にはまったく問題無いのであるが、どんどんスライドしていくうちに、気がつけば、周りは美少女で一杯!ギャ−!!ってことになってしまう。これも傍から見れば僕がついにヲタクへの階段を上り始めたように見えるのだろう。僕はそんなつもりは毛頭無いにもかかわらず、だ!そして最後にサブカル本。まあサブカル本って言う名称は僕が適当に言ってるだけで、要は「空想科学読本」だったりとかと学会の本だとか、あと芸能人のエッセイとか番組の本とかそう言う類の本だって事を理解してくれればいい。で、だ。見に行くわけだ。それらの本を。するとだな、僕が全身全霊を以って嫌っている、あのクソッタレアイドルグループ、「モーニング娘。」の、写真集がな、目の前に鎮座しとるんじゃ!マジで腹立たしい。しかも、しかもだ。僕の好きな本、例えば「お厚いのがお好き?」だとか、そういうTV関係の本が置いてあるところの、もう本当に目と鼻の先においてあるが為にだ、僕が、そういう本に興味があると思われてしまうのだ!不名誉にも程がある。何が悲しくて弱冠15歳でアイドルの写真集に手を染めねばならん?しかも、そういう本が置いてあるもんだから、なにやら芳しいフレグランスを漂わせたいかにもな人物がな、俺の近くに出没すんだよ!近寄るな!半径1m以内に近づくな!滅びろ!おまえら滅びろ!キサマラハホロビルベキナンダ!ザラキ! 本の配置事情に思わぬ字数を割いてしまった。話を戻そう。上記の理由故に、僕は本屋で知り合いに遭うことを極端に嫌うのだ。あらぬ疑いをかけられたくない。ただでさえ学校ではヲタクヲタクとオモシロオカシク罵られているのに、そんな一種独特なプレイスにいたことを広められたら、もうお終いではないか。「カザマ=ヲタク」という恥辱方程式が世に浸透してしまうではないか。つまるところ、早急に何らかの対処をとらねば、残り1ヶ月の学校生活が見るも無残な状況になってしまうのだ。 僕は素早く頭を回転させ、程なく決断した。逃げよう。本屋から逃げよう。三十六計逃げるに如かず、時として逃げの一手が最善の行いとなるのである。だが、見つかっては意味が無い。悟られず逃げる手立ては無いものか・・・しかしながら、かのクラスメートは、何たることか、入り口に最も近い雑誌が並んでいるスペースにいる。逃げるのは非常に困難。どうする・・・? あれこれ悩んでいるうちに、かのクラスメート、なんと、こちらに移動し着たではないか!最大の危機である。僕は一か八かの賭けに出た。「ダッシュで逃げる」である。挙動不審極まりない。傍から見れば万引き少年が逃走を図る時のそれと何ら変わらないように見えるのだから、下手すれば僕の評価はヲタクどころか犯罪者である。しかし、ここまで追い詰められてしまったのでは、仕方の無いことであろう。いけ、カザマ!一気に駆け抜けるのだ! じりじりと近づいていき、これ以上は限界、もう無理!という絶妙の距離感を保持した。そして、クラスメートが振り向いた刹那。僕は風になった。走る僕風の如く。脱兎の如く本屋を抜け出した僕が向かう先は、もちろん、唯一の安全地帯、自分の部屋――― まあ、こんな感じで僕の日曜日は見事に潰え去ったわけだが、なんだろ、無駄な抵抗感が否めない。むしろ逆効果・・・?的な思念とかが拭えない。そして、今書いていて思ったんだが、絶対誰か仕組んでる。大きな組織とか絡んでる。本の配置といい、絶妙のタイミングで本屋に来訪する知り合いといい、僕一人の力では到底抗えない、なにか大いなる陰謀が―――ってオイ。無茶苦茶「NHKにようこそ!」に影響されてんじゃねえか。最近どうも頭がおかしい。マジ大丈夫か俺?正気か? |
2月14日 |
遥か成層圏より上空で夏目漱石やナポレオンなどと共に裕福ながらも楽しいライフを送っている僕には本来ならば到底知りようもないことなんですけれども、次世代コミュニケーションツールであるところのインタァネットを使った独自のルートで小耳にはさんだところに寄れば、どうやら下界の「日本」という国では、今日2月14日に、女性が男性に茶色の固形物を送りつけるという爆弾テロの如き現象が各地で勃発しているらしい。これは世界平和にとって大きな障壁となることは間違いない。マリアナ海溝より深く世界平和を願っている僕にとっては一刻も早く解決されるべきプロブレムであり、さて如何にこのテロを止めさせるべきか、僕は久方ぶりに下界に降り、行動を開始した・・・! ―――という設定で日記を書いて閲覧者の皆様を爆笑の渦に叩き込んでやろうと画策していたのですが、出来上がった物は爆笑どころか失笑すらできねえといったレベルで面白くなく、かつ、あまりに電波すぎて警察当局に通報され、見せしめのために逮捕、判決は死刑!ウワァマジかよ(笑)みたいな感じになることは明白な文字列。こりゃあマズイと即決即断で削除した次第です。こんな僕をどうか許してください。イエス・高須クリニック(?)! まあそんなこんなで、バレンタインデーなんだから普通に恋の話でもしようかと思ったんですが、いかんせん僕ことカザマにはそういう話は全く無かった。この世に生を受けて約15年。告白することもされる事も無く、ただ人の色恋沙汰の話を聞き、「ふーん、あいつってあんなデブが好きなんだ〜」みたいなことをぼやいていただけである。しかも近頃は「俺恋人作らない」と友人や親にまで公言する始末。まあこれははっきりいって今現在本音なんだけれども、流石に青春真っ只中の中学生が公言するにはちょっとなんというか、自分に絶望しすぎというか、まあはっきり言っちゃって気持ち悪い面もあrあ〜これ以上この話題について書くと人格が崩壊しそうなのででっち上げのラブストーリーでも書いてお茶を濁しまーす。 −−− 僕の名前は只野仁。公立高校の3年生だ。今日から新学期が始まるんだけど、寝坊しちゃって大ピンチ!急いで食パンを口にくわえて走り出したんだ。それで、曲がり角を曲がったら見たことも無い美少女とぶつかったんだ。 で、まあ紆余曲折あってその美少女とあと友達何人かと、とある小島へ旅行に行ったんだ。それで、海で遊んでたんだけど、かの美少女、突然倒れちゃうんだ! それで、また色々あって、その娘が「オーストラリアに行きたい」って言い出したんだ。実はその娘は白血病で、旅行どころじゃなかったんだけど、彼女の熱意に押されて空港に連れて行ったんだ。 しかし、チケットを買ってあった便が台風で欠航になっちゃったんだ。愕然とする僕と彼女。それでも、僕は必死で何の罪もない空港会社の人に食って掛かるんだ。そのとき、彼女が突然倒れちゃうんだ!うろたえる僕を尻目に、確実に弱くなっていく彼女の命の灯火。涙ながらに「助けてください!だずけてくだざい!誰がぁ!」って叫んだんだけど、結局彼女は死んじゃうんだ。 彼女が死んだ後、僕は一人でオーストラリアに行くんだ。彼女の骨と共に―――― <Fin> −−− 悪かった。僕が悪かった。この通りだ。今、僕は液晶モニタの前で土下座をしている。いや、これは全くの嘘なんだが、心は土下座のつもりだ。だからどうか僕にそのバケツ一杯の馬糞を投げてくれるな。君の言いたいことはよくわかる。要はこの話があんまりにもヒドイって事だろ?確かに主人公は特命係長だし、導入は三文ギャルゲの模倣だし、中盤はまるっきり略されてるし、最後の方は世界の中心で愛を叫んでる。しかも文体はボロボロで、そもそも文章として成り立っているのかすら怪しいときている。しかし、しかしだ。こんなヒドイ話の構想を深夜に一人でパソコンの前であれこれ練っている僕の姿を想像してみて欲しい。どうだ?どんな感じだ?おそらくは想像を絶する虚無感、孤独感、絶望感に見舞われているはずなんだ。何故そう言えるのかって僕自身が体験したからだ。そしてだ、驚愕的威力をほこるそれらの攻撃に耐え、何とかして皆に僕の意思を伝えようとしていた僕の懸命な姿が、想像力豊かな君ならわかるだろう?それを踏まえた上で君はその馬糞を僕にかけるのか?いや、かけられないだろう。いくら鬼畜鬼畜と皆に影で言われている君であっても、それぐらいの人道的思考回路は持ち合わせているはずだろう?ん?どうなんだ?かけないのか?かけるのか?ほら、かけてみろよこのチキンやr(バサッ)うわっ!本当にかけやがった!畜生こっちが折角交渉を持ち出したらいい気になりやがってからに、この落とし前、きっちりつけさしてもらうzってうわっ!なんなんだその禍々しい邪気を放つ物体は!え、何?核爆弾?!馬鹿野郎!貴様は核拡散防止条約を知らんのか!禁止されてるはずだ!何?俺はそんなもの知らない?知っとけこのウスラハゲ!(発射5秒前)いや、前言撤回だ。君はウスラハゲなんかじゃ(4秒前)ないよ!もうふさふさしてて、毛むくじゃらだよ!毛む(3秒前)くじゃらだからもうそれを止めろ!(2秒前)うわーーー!!!後2秒しかな(1秒前)って言ってるそばからカウントかよ!マジかよ!時間無情すぎだよ!(発射)アギャーーーーー!!!!(どーん) THE END (色んな意味で) |
2月15日 |
どうもこんにちは。核爆弾直撃でも死なない男、カザマです。さて、昨日はバレンタインデーについて書くはずだったのに、何者かの影響によってそれがガイキチテキストに成り代わってしまうという恐怖の現象が勃発してしまいました。まさかバレンタインデーが世界規模の問題にまで発展してしまうとは・・・今日の日記はそうはならないよう気をつけようと思います。そして、昨日の現象の原因は今のところ不明ですが、また例のイベント、「入試」が何らかの形でかかわっている公算が非常に高い。全くもって、入試というものは罪深いものです。 ところで、俗に言うモテ男な皆さんは昨日さぞかし血糖値が上昇したことでしょう。当方としてはそのまま糖尿病にでもなってくれた方が非常に嬉しいのではありますが、そんなことははっきり言ってどうでもいい。今日の話題の中心は、そう、血糖値がこれといって上昇を見せなかった方々が中心なのです。さて、そんな人たちに問いたい。「どうせバレンタインデーなんてチョコレート屋が仕組んだ陰謀なんだからどうでも良いよ」とか思ってませんか?その考えは非常に甘い。君の隣にいるモテ男が喰ったチョコレートの糖分より甘い。大体貴様等は一介の菓子屋ふぜいにこんな全国規模の影響力があると思うのか?否、そんな訳は無い。ならば何が日本をこんな状況に陥れたのか?それを今から説明しようと思う。 その陥れたもの、それはズバリ「テロリスト」である。何故か。まず思い浮かべていただきたい。例えば、昨日の朝、学校に行くとする。そして、下駄箱に何か入っていたとしよう。そしてそれが、例えば綺麗に包装されてあって、その上にはハート型の紙が挟まっているとしよう。貴方ならどうする?喜び勇んで手にとる?ハイ、その時点で君は天国行きである。ベトナム戦争時、地雷の上にわざとぬいぐるみを置いておいて、近寄ってきた子供を爆死させるという非人道的極まりない方法が実際に取られたことがある。この場合、潜んでいるものが「チョコ」と「地雷」という非常にわずかな差こそあれ、その油断を招く手法は、全く同じといってよい。 まだまだ証拠はある。(仮)さんのところのこのテキストを見ていただきたい。これはまさに典型的なテロである。食べたとたんに腹痛を催すという点だけで、何か人体に悪影響を及ぼす物質を入れた公算が非常に高いことはおわかり頂けるだろうか?これはもはや生物化学兵器と全く同様といって何ら過言ではない。さらに、何人にも食べさせたことから、この忌わしき化学兵器を作った女子は、男子を使って実験をしたことは明らかである。つまるところ、これは立派な生体実験である。おそらくは、彼女は政府の要人などを狙ったテロリストで、新たな兵器の実験として、このバレンタインデーを悪用したのであろう。最近、空港などの警備が強化されたようだが、何の事は無い、すでにテロリストは潜入していたのである! そして最後に、このテロの標的がいわゆるモテ男だけと言うのは冒頭にも書いた通りである。しかし、何故かこの国にはテロを受けた方が受けなかった方に羨ましがられるという、誠に珍妙なる認識が浸透しているが為にだ、テロを受けられなかったものが、非常に大きい精神的ショックを受けるのだ!これは、世界を震撼させた同時多発テロ、いわゆる9・11のテロを受けた時のアメリカ国民のショックと何ら変わらない。僕にいわせればテロを受けた奴を羨ましがる方がおかしいのであるが、どうやらこの認識を取り除くのはかなりの時間がかかると予想されるので、とりあえずの対応策としては、天然痘の予防接種の如く、被害が出ない最小限だけを貰ってショックを和らげることである。 さて、僕は宣言する。バレンタインデーは、テロリストが横行する恐怖の日であると。今まで述べてきた通り、公然と生物化学兵器が行き来し、犠牲になるものは最早万の数を下らない悪魔の日である。しかしながら、「一度で良いから化学兵器テロを受けてみたい!」という怖いもの知らずというか、どうしようもない真性マゾみたいなご仁が多数いることも事実。そんな人にはまず一回実際に喰らってみて、凄惨たる状態になった後になんとか復活してもらうしか治療法が無い。だが、そういう真性マゾの人は、95%ぐらいがテロリストには見向きもされない誠に幸運な人ばかり。そして僕はこう考えた。そういう人たちは、偉大な先人や同輩達の経験が作り上げた防御理論を、逆に使えば良いのではないかと。 さて、ここからは運の良い人だけが読めばいい話を書き始める。まず、テロを受けるためのアプローチなどの方法は、巷にあふれ返っているテロリスト支援サイトなり、テロ奨励書籍なりを読んでいただきたい。僕はそういう方面の知識は全く無い。故、ここに書ける情報はズバリ「時期」の情報だけである。そして今は、個人を対象にしたピンポイントテロの受け方を述べる。まず、愚かなるご仁のやることが、「2月14日だけ気合を入れていく」と言う方法である。先人の研究によると、テロの標的はその一週間ぐらい前にはほぼ決まっているはずである。そして、化学兵器を作成する時間は最低でも一日は無いとキツイらしい。つまるところ、2月14日だけ積極的にアピールしても、テロリストは見向きもせず、ただ最初からの標的を狙うのみなのである。これを踏まえた上でアピールのリミットを決めるなれば、最低でも10日ぐらいからやらないと厳しい。しかも、これは物凄い話術、容姿端麗など、黙っていてもテロリストの標的になるような人種でしか効果が無い。いわゆる「10日にして、勝負既につきたり」である。李白に酷似しているのは気のせいである。そして、普通の人種なればその原理は特に顕著になり、クリスマスあたりから狙っていかないと厳しいといった有り様である。これ故、ピンポイントテロを受けるのは、普通の人種であるなれば非常に厳しい。よって、たまに現れる「無差別テロ」を待つしかない。 なにやら最後はテロの受け方講座になってしまったが、僕はもう一度言う。バレンタインデーはテロリストが横行する恐怖の日である。このグローバル社会、ボーダーレス化が進み、国境が低くなるのは外国のテロリストの進入を容易にさせると、一部の識者の間では盛んに言われている。僕も全く同意見である。しかし、このような状況を見ている限り、外のテロリストの侵入を防ぐ事と同じぐらい、自国の中のテロリストを鎮圧する問題も重要である。個人的にはチョコレートは大好きだ。だがしかし、いや、だからこそ、このようなテロリストが横行する日「バレンタインデー」を、早急になくし、一刻も早く、地球上からテロを撲滅しなければならない・・・・と、昨日と同じように、話題が国際問題にまで発展してしまったところでキーボードを叩く手を止めようと思う。ちなみにこれを書いている今の時間は午前2時である。何で深夜にこんなもん書いてんだ俺・・・明日学校あるのに・・・ |
2月18日 |
ハロー皆の衆、カザマです。変わらない不毛な日常、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕といえば今日も布団の中でうずくまって「もうダメだ」と呟いたり、壁に向かって体操座りをしながら人生について考える等、これまた変わらない日常を過ごす毎日です。ここまで何も変わらないと、ウンザリを通り越して何かある種のカタルシスさえ感じてしまうのだから不思議なものです。この世は諸行無常というけれども、変わらない日常ってのも案外良いものかもしれないな・・・。そう思えるほどこの所僕の周りには静けさが漂い、あの悪の根源、入試のことでさえしばし忘れてしまうほど。まあおそらく、そんな静けさは、いわば嵐の前の静けさに過ぎないことは、多分誰が見ても明白なことなんだろうけど、とにかく、あと一週間はこの静けさが保たれる。嗚呼、これがずっと続けばいいのに・・・!16日の僕はそんなことを考えていた。 そして時は移ろい17日の朝。僕はいつも通り、100人が見たら100人全員が「コイツ寝起き」と断言するであろう、今にも死にそうな顔で登校し、これまたいつも通りの「やべえ俺死ぬかも」「勝手に死ねボケナス」といった微笑ましいやり取りを交わす。そんな変わりばえしない日常の風景に、今日一日の平穏を感じてひそかにほくそえむ僕。しかし、そんな期待は、担任の教師の口から語られた、非日常然とした、たった一言の言葉で、打ち破られてしまったのだった。 「そういえば明日は期末テストですが、皆さん提出物の用意はできていますか?」 ててててててててててテストぉ?!?!?聞いていない。そんな馬鹿な。テストならば、もっと事前にみんな知っているはずだ。隣の女子に聞いてみる。「明日テストって、知ってた?」「うん」何故俺だけ知らなかったのだ?!すると、僕の記憶の扉がおもむろに開き始め、個人的には遥か昔、それこそ、ネアンデルタール人がそこらへんを我が物顔で闊歩しているような太古の昔に、また、冷酷非常な客観的時間で表現するなれば一週間前に、「期末テストの試験範囲」なる、戦時中の赤紙の如き不幸の紙切れを、かの教師から受け取ったことを僕の脳が示した。いつもいつも思い出した頃には時既に遅しとなっている僕の海馬が、これまたいつも通り、示した。しかし何故・・・テストなら、日常会話の話題に出ても良いはずなのに・・・すると、こういう時だけは活性化する僕の脳細胞が、一つの真実を弾き出し、僕に提示した。それすなわち、無意識的に、テストの話題を、右から左へとスルーしていたという、戦慄の事実。僕の頭は欠陥の総合商社か!という微妙に元ネタが古い思念が浮かんだことは別にしても、とりあえずこの僕の頭脳が問題の一翼を担っていることは明白なのであるが、今となってはそれは問題ではない。つまるところ、お茶目にも速めにやってきやがったファッキンイベンツ、「テスト」を、どうにか無難に乗り切ることが、僕の目下の急務となったのである。 さて、こうして勉強に取り掛かる羽目になってしまった僕だが、やればできないことも無い男の異名は伊達ではなく、なんと帰宅してから30秒後には、僕は机に向かっていた。いつもなら考えられない行動に、にわかに高まる期待。「これはもしかして、高得点も夢じゃない・・・?」勇んで勉強に取り掛かる。まあ勉強って言っても、学校からの課題の問題集をいつぞやの魔法の本を最大限に駆使して解くだけの話であるが、それはともかく、僕はやった。やりまくった。久しぶりに小指の側面が黒く汚れた。そしてそこまで勉強したのなら、僕の目が段々と細くなっていったり、10秒ほど失神してしまうような事ぐらいはまさに当たり前、この世の常識といって何ら過言ではなかろう。しかしながら、いくら常識といえどこのままでは勉強に支障をきたすのでは明白であるからして、僕はほんの10分ほど、仮眠を取るつもりで布団に入った。午後2時半のことである。 ふと目を覚ますと、なにやら台所から味噌汁の匂いが漂ってくる。おや、おかしいな。まだ3時ぐらいの筈は・・・?時計を見ると、あろうことか、「7:05」と言う、全世界驚愕の時刻が、僕を嘲笑うかのように、存在していた。ありえない。「布団を抜けると、そこは7時だった」みたいな、そんな雪国の冒頭みたいな現象が起こって良い物なんだろうか。つーか4時間て何よ。ナポレオンの睡眠時間を昼寝で上回るって何よ。まあしかし、そんなことを言ったってしょうがない。「月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり」なんていう言葉もある通り、失われた4時間は、最早どうあがこうが、帰ってこない。つまるところ、僕が今すべき行動は過去に囚われず、未来に目を向け、問題を解決することなのだ!カッケー!とりあえず、問題集はあとどれくらいあるんだろうか確認。んーと、やったページは、え〜、79ページまで。やんなきゃいけないのは・・・え!100ページまで!?あと21ページもあんの!?また徹夜確定!?!?!シンジャウーッ!!!! いくら徹夜が嫌だからといって、課題を出さなきゃ有無を言わさず通信簿にアヒルの行進が出現する状況においては、背に変える腹も無く、結局徹夜して課題をこなした。これ故、テストが見るも無残な状況になってしまって、今から帰ってくるのが怖い。怖い。怖い。逃げるようにこんなクソ長い文章を書いたけど、書いてるうちにどんどん気分が下落してきて、今となっては布団かぶって呪詛を唱えるぐらいしかできない。うーん、どうしようもないね!事態が深刻すぎて身動きが取れない!テストとかマジ死ね!ウワーッハッハッハhッハッハァ!!!!(終了) |
2月25日 |
なんとも喜ばしいことに、今日2月25日をもって、長らく僕を苦しめた例のヤツが、ついに、終焉を迎える事と相成りました!拍手!!いっやー、ついに終わったね!本当に嬉しい。感無量。マジで嬉しい。本当に、本当に、心の底から、うれしい。え?一体何が終わったのかって?やだなー、わからないの(笑)?今日終焉を迎える例のヤツ、それはね、お前等の命だよ!ふはははっははっははは!!(犯人自動小銃を乱射)(周りは血の海と化す)(機動隊登場)(犯人に向かって発砲)(心臓を貫通)(犯人即死)(機動隊犯人の死体の周りに集まる)(万歳三唱)(バンザーイバンザーイバンザーイ)(めでたしめでたし!) ・・・まあそんな血生臭い小話はさておき、更新を休んでいた日の事でも書こうかと。まずは22日の話。折角更新休む宣言も出したことだし、いざ頑張って勉強するぞ!と、勇んで勉強机に向かったのはいいのですが、勉強を始めた暫く後にいきなり後ろから鈍器で殴られるような衝撃が走り、僕の精神は遠く彼方へと飛び立っていってしまいました。気がついた時には既に夜はとっぷりと暮れ果て、勉強どころではなくなっていたという寸法です。僕を背後から襲ってきた犯人は未だ不明ですが、真相の解明に乗り出した警視庁捜査一課の懸命な捜査により、「ASUMI」という謎の人物がこの事件に深く関わっている事が判明いたしました。おそらく、「明日美」とかそういった名前の女性でしょう。警視庁はこの女性が犯人と断定し、明日にも全国に指名手配する方針を固めているそうです。ただ一説によると、これはMMRのキバヤシよろしくあるローマ字列を勝手に並べ替えた結果にすぎず、そして本来のローマ字列は「SUIMA」だとか・・・まあ僕はこの「ASUMI」とかいう人物が犯人だと思ってはいますが。全く、世の中には色んなことを考える人がいるもんですね。 さて、時は移って23日です。昨日は予想外のアクシデントにより勉強時間が少なくなってしまい、当方非常に焦りました。しかしながら、これといった策を用意していなかったのでただひたすらに、愚直に、がむしゃらに勉強するより他無いのであり、当方それこそ、月月火水木金金みたいな勢いで頑張ろうとしたのです。もちろん、また背後から襲われるのを防ぐための対策も講じてあります。いざという時のために、手鏡を用意しておきました。これで背後も見通せるという寸法です。さて、これで安心して勉強に取り掛かれるぞ!と思って勉強に取り掛かったのもつかの間、気がつけば僕はかの手鏡を使って、あごひげ抜きに熱中しているのでありました・・・ご丁寧にピンセットまで使って・・・人間、慣れない事はできないもんですね・・・ というわけで、更新を休んでおきながら勉強をほとんどしないで入試に臨んだわけですが、やはり勉強しないとそれ相応の点数しか取れるはずも無く、見ているだけで布団に潜り込みたくなってくるような入試問題解説番組を見たところによると、それはかなり尋常ではない様相すら呈してきてしまっています。塾の講師に報告したところ、このようなコメントを頂きました。「この点数じゃ六・七割ふ・・」ゲフンゲフン!・・・すいません、持病の風邪が再発したようです。とにかく、塾の講師によればふ・・ゲフンゲフン!ううっ・・・すいません・・・この言葉を言おうとするたびに持病の風邪が再発してしまいます・・どうすれば伝えられるのでしょうか・・・(プルルルルルルル)あ、電話だ。すいません、失礼します。ハイもしもし?あ〜純ちゃん!ひっさしぶりー、元気にしてた?郵政民営化の調子はどうよ?え?おまえはニュース見てねーのかって?ハハ、失礼だな〜、毎日報道ステーション見てるって(笑)で、要件は何?・・・へ〜そうなんだー。要は言うなって事ね。OKOK。お安い御用よ。じゃあブッシュにもよろしくね〜、それじゃ!(ピッ)・・・え〜僕の親友であるところのコイズミによると、どうやら僕が伝えようとしていた言葉は、言ったとたんに僕の体中から変な汁が溢れ出して、あっという間に地球全体を包み込み、結果として世界が滅亡してしまうという、ラピュタにおける「バルス」の如き滅びの呪文だと言うことが判明したので、公表を差し控えさせていただきます!まあ個人的にはこんなハトのクソみたいな世界はいきなりメラゾーマみたいな火の玉が落ちてきてあっという間に滅んで然るべきだと思うんだけど、どうやら世の中にはまだ生き残ってラジオ局を乗っ取りたい等この世に未練がある人が少なからずいるみたいなので、世界の平穏を守る方針を固めた次第です。ほらほら、モニタの前の愚民ども!感謝しろよ! ・・・え〜そろそろ日記を書くのを止めないとなにやら色の違う救急車がやってきてしまうので、ここら辺でキーボードを叩く手を止めたいと思います。ちなみに合格発表は3月3日です。そのときに僕が泣いているか笑っているか、さて一体どちらでしょう?賢明な皆さんのこと、正解は火を見るより明らかでしょうが、もし当ててしまうと貴方の家がなんだかよくわからない変な液体に飲み込まれることになりますので、十分お気をつけの上、ご回答ください。え?どっちが正解かって?それはね、多分h・・・ゲフンゲフン!ああ、また風邪が。 |
2月26日 |
いつものように一時間耐久死体ごっこに興じていたら恐るべきことに気がついた。いわゆる天啓。思わず「すげー!」とか言っちゃったからね。僕以外誰もいない小汚い部屋の片隅で。こんな時いつもなら絶望的な虚無感に身を刻まれているところだけど、そんなことも全くなし。それほどまでに凄い。気がついたことについて具体的に言うなれば、驚くことなかれ、「ライブドアの問題について」である!スッゲー!いよいよこのサイトもインテリジェンツな感じになる予感・・・?と思ったけど管理人であるところの僕が全くといって良いほどインテリジェンツではないので無理だった。残念ッ!(波田陽区)(←この芸人はおそらく今年中に消えるという意見に一票) まあそれはさておき、僕が気がついた事について詳細な説明を始める。僕が気がついたこと、それは前述の通りライブドアの問題についてである。何?ライブドアの問題を知らない?マジで?世間知らずだな〜オイ。よくこの情報社会で生きていられんな〜(笑)。え?じゃあ貴様は説明できんのかって?何を言う。報道ステーションを見ることが日々の日課に組み込まれている僕にとって、今世間で話題になっているニュースをわかりやすく説明することなど何ら造作もないことなのである。それでは、簡潔に説明しよう。この問題は、次世代型金持ちロボット、通称堀江貴文こと本名ホリエモン率いるライブドアが、戦力にお魚咥えたドラ猫を追いかけてみんなに笑われている変人や世紀の人間ゴム超人などを擁する某テレビ局と、普通のラジオ局であるはずのニッポン放送をまるで玩具のように取り合ってケンカしていることを言うのである。その戦いぶりはまさに凄まじいの一言で、ゴム超人が放った八百万発のパンチを、ホリエモンがくりだした八千万人もの福沢諭吉が迎え撃ったことはあまりにも有名だし、某テレビ局の放った刺客、世紀の卑怯野郎こと藤木君が背後から放った毒薬付きナイフを、ホリエモンが懐からおもむろに取り出した福沢諭吉の束で振り向きざまに弾き返したシーンなどは、某テレビを除く民放各局で放映されていて、その瞬間最高視聴率はなんと99、9%だそうである。ちなみに残りの0、01%は僕が「めちゃイケ」を見ていたからである。ホントこの番組面白いよね〜。オアシス大久保はどこからどうみても必要ないけど。まあそれはどうでもいいとして、これがこの問題の本質であることは、例え世界中が一致団結して反論しようと、絶対に論破することはできないであろう真実なのである。まあ、新聞には「新株予約権」やら「TOB」やらなんだかよくわからない用語の羅列が存在するけど、そういった小難しい経済の用語の類はモーニング娘を我が物顔で嬉々として語るモーヲタゴミキチガイと同じくらい嫌いなので割愛。 さて、君たちの無知のおかげで思わぬ行数を割いてしまった訳だが、気を取り直して本題に入ろう。僕はさっき、ライブドアの問題について恐るべきことに気がついた、と、述べた。そして今から述べることは、テレビ局側よりむしろライブドア側により深く関係していることである。そして、僕が気づいたこと、それは、ある組織とライブドアに尋常ならざる共通点が存在していて、それはあたかも、僕が見出したある組織の顛末が、ライブドアのそれを彷彿とさせるものだった、ということである。そして、ある組織とは何か?それはあの組織、「ロケット団」である。 広大なWWWの世界のまさに辺境の地といって何ら差し支えないような当サイトを発見、閲覧しているようなインターネット玄人の皆さんが相手だから、いまさらロケット団について僕が説明するのは野暮というものだけれども、いつかここにもまだインターネット慣れしていない人が来ることを考えて書く。ロケット団って言うのは、どこをどう見れば一つの名称で呼ぶことができるのか全くわからない生物群を、ガチャガチャから出てくるカプセルみたいな安っぽい外見のボールで捕獲服従戦闘させ、勝ったあかつきには負けて弱っている相手から金を奪い取るという、非人道的かつ画期的な方法論を掲げた、非人道的なまでに面白い「ポケモン」と言うゲームに出てくる悪の組織の事である。ぶっちゃけた話こいつらはまともにプレイしている分にはまず間違いなく負けることはないほど弱くて、買った当時まだ弱冠7歳だった僕にすら金を強奪されてしまうという何とも情けない組織な訳だけど、これが如何にして経済界のタヌキ型ロボットことホリエモン率いるライブドアと結び付けられるのか。 まず第一に挙げる共通点としては頭文字である。ロケット団の頭文字は「R」ライブドアの頭文字は「L」・・・って今気がついたけど全然違うじゃん。まあ仕方ない。純粋な日本男児である僕にとって、異国の言語の、発音の極端に似た2字の区別がつく筈がないのである。そう考えると、どっちもローマ字にすると「R」の発音になるからやっぱり同じだ。もし仮に、それは違うと異論を唱えるやつがいたとしても、この2字の発音が極端に似ていること自体はどうすることもできない事実なので否定できまい。すると、これらは数学記号で言うところの「≒」で表される関係であることがわかる。見ればわかる通り、これには等しいことを示す記号であるところの「=」が使われているので、これらが本質的にあまり変わらず、それは最早同じといって差し支えない程度まで似ていることを示していることは明白である。そして第二に挙げる共通点。それは、ロケット団も、ライブドアと同じようにラジオ局を乗っ取ろうとしていた、という事実である。ぶっちゃけ最初の共通点は今さっき思いついたデマカセで、むしろこっちの方が僕がライブドアとロケット団を繋げる事の根拠となっている。ロケット団は、電波を使って色々やろうとしてラジオ局を乗っ取った。そしてライブドアも、色々やろうとしてニッポン放送を乗っ取ろうとしている。なんと、両者の行動は、ほぼ同じ言語によって表現できてしまうのだ!これを共通点といわずして何と言おう。乗っ取るために使った手段がロケット団はポケモン、ライブドアは金という手段の差こそあれ、目的の面ではまるで同じなのがおわかりいただけると思う。 さて、いままで散々「ロケット団=ライブドア」という方程式を主張してきたわけであるが、ここで終わっては意味がない。折角このような事を(比較的)論理的に導けたのであるから、これを生かさない手はない。僕が今からやろうとしている事は、ロケット団の結末から、ライブドアの結末を予想してみるという、まさに前代未聞、画期的なことである。早速検証してみよう。まずロケット団はどうなったか。最初、ロケット団はラジオ局占拠に成功する。これはつまり、ライブドアは一応ニッポン放送を支配できるということを示しているとみて間違いない。しかし、ロケット団はすぐに、15歳ぐらいの少年たった一人によってラジオ局を取り返されてしまう。しかも、支配していたリーダー格の人物は、そのままどこかへいなくなってしまうのだ!ここから、ライブドアはすぐにニッポン放送を取り返され、あまつさえホリエモンはどこかへいなくなってしまうのだ!おそらく向かった場所は二十二世紀だと思うんだけどそれは置いておく。問題は、誰が、ホリエモンを未来へと返したか、である。ロケット団=ライブドアに従うと、この返した人物は今中学三年生から高校生ぐらいの年となる。そして、経済界にも強い・・・そんな少年がいるのか・・・?果たして・・・? すぐに答えはわかった。わかれば至極簡単なことだった。中学三年生で経済のニュースに強い人物、それ即ち、この僕に違いない。あ〜やっぱりな〜、そんな気はしたんだよ〜(笑)。というわけだから、待ってろよホリエモン!僕が貴様を、未来へと送り返してくれる!!・・・と、僕の力量からすればここから話題は無限に広がっていくはずなんだけど、いい加減午前三時にこんな馬鹿げた超長文を書いている自分に嫌気が差したのでここで終わり。うう、こんな文章書くのに4時間も費やしちまった・・・疲労と嫌悪感で吐きそう・・・ |
2月27日 |
たった今気づいたんだけどそういえば今日は僕の誕生日だった。ハッピバースデートゥーユー。おめでとー。おやおや、どこからかこの世のものとは思えないほど投げやりな祝福の声が聞こえてきたゾ。いやあ、僕は世界中の皆から祝福されてとても嬉しい。ほら、プレゼントだよ。やったー。画面からプレゼントが現れたゾ。液晶の画面なのにどこからどうやって出せるのかは皆目見当もつかないけど、とにかく僕の前には、紛れもない東急百貨店の包み紙で包まれた箱が鎮座している。これを開けない手はないって寸法ですよダンナ。いざ開封!すると中からは煙がモクモクと現れ、気がつけば僕は100歳のおじいさんと化していたのだった!わービックリ! ってまあ皆さんご存知の通り、上の話は150%ぐらい嘘で構築されているわけだが、今日が僕の記念すべき誕生日であることは、市役所も保証してくれている事実なのである。だから今日は僕に何がしかのプレゼント、まあ無論玉手箱ではない物が貰えるはずだ。僕は尋ねた。無粋とは知っていたが、あえて、尋ねた。 「ねー、俺の誕生日プレゼントって何?」 「弟が書いた合格証書。」 やめてください。 |
2月28日 |
諸悪の根源こと受験が存外あっけなく終わってしまって暇で暇でしょうがない。それは最早「暇の神」とかいって日本全国津々浦々の八百万の神の仲間入りを果たしてしまうかもしれない程であり、一刻も早く暇を潰さなければ、そこらへんのほったて小屋に僕の魂が勝手に祭られてしまうこと然りである。このまま暇の神と化して世界中の有能な人種を無気力の渦に叩き込んで人類の発展を止めてやろうかとも一瞬思ったけれども、発展が止まってしまったら僕が更新を心待ちにしているサイトすらその発展を止めてしまいそうなので取りやめ。 しかしながら、暇を潰さないことには違う世界の住人になってしまう。そして、どうやら潰すべき時間はたっぷりとあるようである。なるほど、これは潰し甲斐がありそうだ・・・!というわけで、僕は生来十四年の目標であるところの呪文の会得に乗り出した。実のところ、僕は「ベギラゴン」を既に会得済みである。嘘だと思うかもしれないけど、幼少の頃に道路に落ちていたタバコを古新聞置き場へ放り投げた後、「ベギラゴン!」と叫んだところ、途端に古新聞が燃え始めたので十中八九間違いない。まあ火の手の規模としては「ギラ」に相当するものだったような気もするけど、これは幼少の頃のお話なので今となっては「ベギラゴン」にレベルアップしていると考えた方が自然であろう。そして、ベギラゴンをマスターした僕が次に会得する魔法は、そう、「イオナズン」である。イオ系の最強呪文であるところのこの技は、大爆発によって敵全員に100以上のダメージを与えるのである。つえー、これを会得できれば、世界征服も夢じゃない・・・?古今東西の悪役がついに果たせなかった目標が見えてきて浮かれる僕。こうして、僕の呪文会得の為の旅は始まった・・・! 紆余曲折あってついにイオナズンを会得することができた。会得するのには色々な試練を乗り越えなければならないんだけど、それについて語ってしまうと容量オーバーでサーバーから光の速さで削除されてしまうので書けないことが、当方、非常に悔しい。まあどうでもいいけど、とにかく会得した。それだけは確実。さて、この力をいよいよ世界征服へと向けるぞ・・・!そしてその第一歩に、憎き敵、タカザワ君にイオナズンをお見舞いすることにした。きゃつは幼稚園の頃、僕の大切にしていた河原の石コレクションをドブにぶちまけたばかりか、その行為に心傷つきうずくまって泣いている僕を足蹴にしやがったという、まさに極悪非道の権化といって過言ではない人物である。未だに幼稚園でのイジメを覚えている執念深さには自分でもビックリするが、覚えているんだから仕方がない。僕の腹は既に決まっているのである。今の僕は、ハリポッターのヴォルデモート卿の如き死の魔法使いである。誰にも、僕を止めることはできない!すぐにタカザワに電話して居場所を突き止める。「あ〜今からお前の家行くから。」この宣告は僕のささやかな慈悲心から出たものである。そして、威風堂々たる歩調できゃつの住居へ赴き、ドアを開け、タカザワに向かって叫んだ。 イオナズン!!! ・・・・ 「運が良かったな。今日はMPが足りないみたいだ。」 「帰れよ。」 −−− 元ネタ「イオナズンのガイドライン」(オチ丸パクリ)(我ながら芸がない) |